社員研修 in 韓国(2016.4.16~4.18)


2016年4月16日から18日まで、社員研修として韓国に訪問しました。

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(集合写真・全州韓屋村にて)

 

〜マイチケットと韓国のつながり〜

マイチケットの韓国を訪れるツアーの始まりは、1994年。パンソリという伝統芸能を本場の韓国で聴くツアーを行って以来、毎年繰り返し韓国各地の田舎の祭りを訪ねてきました。全州のパンソリの祭典、密陽・旌善・珍島の三大アリラン、安東の仮面劇、江陵の節句、済州島のヨンドンハルマンジェなど、この22年間に数多くの祭りに足を運びました。訪ねたのは祭りだけではありません。

日本の植民地時代の歴史を学ぶことも、もうひとつの大切なテーマです。これまで実施したツアーでは、西大門刑務所跡、独立記念館、堤安里教会、安重根記念館などを訪ねています。

 

〜村山一兵さんとの出会い〜

今回の研修では、村山一兵さんに同行していただきました。

村山さんは、川崎市に生まれ、在日朝鮮人が周りにいる生活環境の中で暮らし、また、学生時代は韓国へ一年間留学しました。留学中に日本軍「慰安婦」被害女性たちが暮らす「ナヌムの家」を訪れました。当時、ハルモニ(ハングルで「おばあさん」という意味)たちの想像を絶する経験を聞いたとき、そのことを周囲の人たちと話し合うこともできずに帰ってしまったことが心残りとなり、その後、「ナヌムの家」にボランティアとして通うようになりました。

日本に帰国した後、再び韓国へ行き、日本人男性でありながらも「ナヌムの家」のスタッフとして認められ、日本軍「従軍慰安婦」歴史館の研究員として5年間働きました。訪問してきた人々へのガイド・通訳、またハルモニたちのケアなどが村山さんの仕事でした。

村山さんには、【「ナヌムの家」を訪ねて】という共著があり、本書にはハルモニたちの証言を訪問者に通訳し伝えることの難しさが書かれています。また、ハルモニたちの平均年齢は90歳。彼女たちの残された時間と向き合う中での葛藤なども描かれています。

村山さんは現在、韓国の外国人労働者の雇用問題等に取り組み、常に「人」と寄り添う活動をしています。

マイチケットと村山さんの出会いは、山田がツアーで「ナヌムの家」を訪れたときでした。その後、会う機会を重ね、今回の研修に同行していただける運びとなりました。

村山さんと一緒に街を歩きながら歴史や社会に触れ、また、村山さんの韓国社会で生活してきた豊富な経験や、日本軍「慰安婦」問題、「韓国から日本はどのようにみえるのか?」などというお話を伺いました。

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(村山さんにお話を伺う・釜山にて)

 

 

■ 社員の感想 ■

新入社員2人の感想を掲載します。

 

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今回、初めて韓国を訪れました。

現地では、「慰安婦」問題や外国人労働者支援に取り組んでいる村山さんにお会いしました。

村山さんからは、「人は一人ひとり生きてきた歴史がある。その歴史を知る。人を知る。」というお話を伺いました。

村山さんは、政治問題の背後に追いやられてしまう当事者の方々の人生を語り、伝える活動を長年されています。

お話を聞き、人として生きている限り、村山さんのように、人々の人生に触れ、生きてきた歴史に向き合い、考えていこうと思いました。

今回の旅は、現地に生きる方に出会い、学ぶ、マイチケットがめざす「オルタナディブツアー」そのものだったように感じました。

マイチケットに入社したいと思ったのも、そうしたオルタナティブツアーの考えに惹かれたからです。

そんな1年前の想いをしみじみと思い起こす3日間の旅でした。

2016年入社 鴨志田

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(四十階段紀念碑:釜山にて)
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私にとって、韓国は近いようで遠い存在でした。

地理的に近いことや、生活の中で食文化やドラマで触れる機会は多いものの、在日朝鮮人に対するヘイト・スピーチや日本軍「慰安婦」問題という政治的なレンズを通して見ると、近寄りがたい気持ちを抱いてしまうことが正直ありました。

日本国内では、そもそも「慰安婦」問題はあったのか、なかったのか?という議論からあまり前進している状況は感じられず、また大学生になるまで「慰安婦」問題があることすら知りませんでした。

今回の研修を通じて、過去の戦争において「被害者」としての日本人は多く語られますが、「加害者」としての日本人は語られることなく、被害者からの声によって明らかにされることが多いということにようやく気がつきました。

「当事者に歩み寄る」。

このことこそが、ある出来事におけるいろいろな立場におかれた人間を理解しようとする姿勢を作るのではないかと感じました。予想以上に考えさせられることが多かった初めての韓国訪問となりました。

 

2016年入社 白川

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(村山さん御用達の鱈のスープが美味しいお店で一緒に晩ご飯:釜山にて)

 

 

♪。*゜*番外編 *。─♪。*

 

\ 食いしん坊の集まり!/

のマイチケットスタッフは、

韓国料理を楽しむことも忘れていません!!!

 

全州では、マッコリ村に行きました。

本場のキムチ、タコの踊り食い、そしてカオリフェなどが並べられ、マッコリを楽しみました!

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(マッコリで乾杯!)

 

 

 

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(テーブルいっぱいに料理が並びます)

 

ところで皆さん、カオリフェとは何かご存知でしょうか?

簡単に説明すると、エイの切り身を壺などに入れて発酵させた食べ物です。

発酵させたことで、なんとアンモニアが発生するんです!

 

食べてみると、、、

 

強烈なアンモニア臭が口の中に一気に広がり、噛めば噛むほど頭のてっぺんまで臭いが行き渡る感覚になります!!!

スタッフ一同、新しい境地に達した気分でした。。。

 

韓国でもカオリフェを好む人・好まない人がいるそうですが、もともと、カオリフェはお祝いの席には欠かせないものだったそうです。

 

アンモニア臭とエイの噛めば噛むほど美味しい食感の不思議な融合に、韓国の食文化を垣間見た気がしました。

 
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(お肉やキムチ、塩味のしっかりついた小エビなどと共にカオリフェをいただきます)

 

また、全州といえば、ビビンバ発祥の地!ということで

本場のビビンバも堪能しました♫
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(石焼きビビンバ)

 

『食は全州にあり』という言葉通り、食を存分に楽しむ社員研修でもありました⭐︎

 

 

゜+.――ギャラリー+.――゜

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(関空からたったの1時間半で釜山に到着!今回はエア・プサンを利用しました:金海国際空港にて)

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(昔ながらの遊びを楽しむ広場:全州韓屋村にて)

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(山盛りの豚足に驚きながらも完食しました:釜山チョッパル(豚足)通りにて)

 

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(プジョン(釜田)市場の様子)

 

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(鱈のスープ)

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(たくさんのコンロでコンナムルクッパを一気に作る:朝ごはんを食べた食堂にて)


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