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第17回・第18回 セーフ・トラベル・セミナー


メールイカロス No.504
発行:(株)マイチケット 2015年3月1日 トラベルメールマガジン

◆◇=====INDEX=====◇◆
・第17回・第18回 セーフ・トラベル・セミナー
 健康アンケート、その背景と課題
 何を聞くのか、何を聞かないのか、何を聞いてはいけないのか
・2015 黄土高原ワーキングツアー
・後記ひとこと【山田】
 スタディツアー裏話 緑の地球ネットワークの事務所を訪ねて

■□■第17回・第18回 セーフ・トラベル・セミナー■□■
(※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。)
第17回セーフ・トラベル・セミナー【大阪】
■日時:2015年3月14日(土)10:00〜17:00
■開場:龍谷大学大阪梅田キャンパス
(大阪梅田ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー14階)
■締切:3月6日(金)
■共催:龍谷大学ボランティア・NPO活動センター
    特定非営利活動法人 関西NGO協議会
    株式会社マイチケット

第18回セーフ・トラベル・セミナー【東京】
■日時:2015年4月4日(土)10:00〜17:00
■会場:JICA地球ひろば(JICA市ヶ谷・2階会議室)
■締切:3月27日(金)
■共催:龍谷大学ボランティア・NPO活動センター
    特定非営利活動法人 関西NGO協議会
    株式会社マイチケット

◇プログラム◇(第17回・第18回共通)
<第一部 基礎編>10:00〜13:00
 旅行業法・旅行保険・感染症について基礎的な知識を解説します。
<昼食>13:00〜14:00(各自でおとりください。)
<第二部 テーマ編>14:00〜17:00
 「健康アンケート、その背景と課題」について専門的に解説します。
※第一部のみ/第二部のみの参加も可

対象:大学・高校およびNGOのスタディツアー、海外研修、フィールドワークの企画担当者
  (一般の方を対象としたセミナーではありません。)
定員:各会場40名
資料代:NGO関係者1,500円/人、大学・高校関係者3,000円/人
    資料代は第一部のみ/第二部のみの参加の場合も全日参加と同じです。
講師
<大阪会場>
宮川眞一氏
(公社)日本キリスト教海外医療協力会元バングラデシュ派遣医師、心療内科医
<東京会場>
楢戸健次郎氏
(公社)日本キリスト教海外医療協力会元ネパール派遣医師、家庭医
<大阪会場・東京会場共通>
副島大典氏 AIU損害保険株式会社
山田和生氏 (株)マイチケット 旅行代理店

※山田のコメント※
 数多くのスタディツアーを手がけるマイチケットは、同時にトラブル事例の宝庫でもあります。毎年、次々と新しいリスクの事例が生まれます。セミナーのテーマは私たち自身が直面している「今の課題」の解決のために設定しています。
 セーフ・トラベル・セミナーの準備のためには、惜しむことなく時間をかけています。手間をかけています。誰もが取り組んだことのないテーマを、じっくりと調査、研究を重ねて、これまでのセミナーで発表してきました。
 NGO、大学、高校の企画担当者のみなさん。これは「参加しなければ損だ」と言える、おすすめのセミナーです。

■□■2015 黄土高原ワーキングツアー■□■
(※終了しました。ご応募ありがとうございました。)
 例年より1週間遅めの日程です。気温も少し上がってきて、咲き始めのアンズの花を楽しめるかもしれません。
 尖閣諸島問題でピリピリしていた昨年、「本当はものすごく心配していたんです。でも来てみればみんな親切で、案ずることはなかった。大気汚染も、タイミングよかったのか、今回は何も問題ありませんでした。」と笑顔で帰国しました。あなたも日中草の根の民間環境協力を、自分の目で確かめてみませんか?

【行き先】中国山西省大同市(北京経由)
【期 間】2015年4月11日(土)〜17日(金)6泊7日
【代 金】187,000円*学生割引3万円あり!
【最少催行人員】10名
【呼びかけ】緑の地球ネットワーク

■□■後記 ひとこと【山田】■□■
スタディツアー裏話 緑の地球ネットワークの事務所を訪ねて
 「2015黄土高原ワーキングツアー」を呼びかける、緑の地球ネットワーク(GEN)の事務所を訪ねて、シニア世代に人気の秘密を探るべく担当の東川さんからお話しをうかがった。当世シニア世代気質をツアー参加者の動向という切り口から覗いてみるのも、なかなか興味深い。
 GENのツアーのここ数年の変化は「5歳高齢化」だそうだ。これまでシニア世代の中心となっていた62歳〜63歳周辺世代は再就職する人が増える傾向がある。年金の支給開始年齢が遅くなると、こんなところにまで影響が出てくる。シニア世代の海外旅行デビューは67歳〜68歳という時代なのかもしれない。
 ツアー参加者の「当世シニア世代気質」の特徴はというと、相変わらず酒好き、議論好き。それでもここ数年で酒量は少なくなった。家庭菜園をやっている、「現代農業」を読んでいる、ラジオ深夜便を聞いている。参加回数の最高記録は20回。10回以上参加の人が3〜4人はいる。リピートする理由は、以前に植えた所を見たいということだろうか。ここまで来ると植林ツアーがライフワークともいえる。
 では、若い世代にとってのGENのツアーはどのように見えるのだろうか。「ハードルが高い。知らない世界。緊張。こわい。」という感想が、いったんハードルを越えてみると「案外きれい。よかった。行ってみなければ分からないよ。行ってみたら面白い。」に変わる。
 シニア世代が多いので、学生がかわいがってもらえるというのも、今の時代には貴重な出会いなのだろう。「ツアー中だけの出会いなので本音で語れる。素で話せる。」非日常の世代を超えた出会いには適度な距離感があり、暑苦しいものではない。若者向けのスタディツアーに見られる「一生ものの友達ができる」という少々熱すぎるメッセージとは、好対照だ。
 GENのツアーの特徴について東川さんはこんな風に語る。「まず、活動の成果を見ることができます。20年以上続けているので、砂漠化していたところが緑になりました。緑化のプロセスは、砂漠→植林→自然の再生する力を引き出す→緑を守る、と進みます。緑化活動は、ただ植えればよいというものではありません。」
 たしかに「砂漠に木を植えてみたい」という日本からのワーキングツアーのために、中国の活動があるわけではない。山西省大同の現地の活動事情に沿ってツアーが実施される。内容だけでなく、ツアーの募集人数、滞在日数、実施回数も、すべて村の側の都合に沿ったものでなくてはならない。これが、NGOのスタディーの前提である。村の事情によっては、今後は植林作業がメインのワーキングツアーではなくなっていくのかもしれない。
 現地の様子もここ数年で大きく変化した。風景の中に広大に見られるメガソーラー、風力発電。村での滞在中に子どもがいない。村の小学校がなくなり、週末だけ家に帰ってくる子ども達。聞きしに勝る、中国の農村の変貌恐るべし。近くて遠い中国はワンダーランド。「行ってみなければ分からないよ。行ってみたら面白い。」という若者の感想に、率直に耳を傾けたくなる。

 GENの話しから離れて、少々余談。「毎日出発のスタディツアーを企画できませんか」こんな打診が、某大手旅行社から関西の某NGOにあったそうだ。大手の旅行社も「スタディツアー」と名付けたツアーを企画している。旅行会社の事情から考えると「ツアー商品」である「スタディツアー」は、年間送客数が大きいほど収益効率がよくなる。そのNGOの担当者は、非常識な笑い話として私に話してくれた。


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