マイチケット
  

イカロスメール

  

2014 秋 第11回NGOスタディツアー合同説明会


メールイカロス No.502
発行:(株)マイチケット 2014年11月12日 トラベルメールマガジン

◆◇= INDEX =◇◆
・2014 秋 第11回NGOスタディツアー合同説明会
・後記 ひとこと【山田】こんな時、役に立つ旅行保険「旅行保険緊急費用」

■□■ イベント ■□■
・2014 秋 第11回NGOスタディツアー合同説明会
【※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました!】

スタディツアーは、グループ旅行。だから、どんな人と旅行するのか、気になる。
スタディツアー合同説明会では、これまでのツアーに参加した経験者が体験を
語ってくれるブースもある。ツアーを企画しているNGOのスタッフが
それぞれのツアーのブースで説明してくれる。
 「こんな人と旅行したら楽しそうだ」という期待や、「こんな人が企画している
旅行なんだ」という共感が持てるツアーを見つけたら、安心して旅行に参加できる。
 「ツアーの具体的な内容を聞きたい」「初めてでも、ひとりでも参加できるの?」
「言葉や現地の環境に不安がある」「ホームステイはどんな様子?」
そんな疑問にNGOのスタッフが直接答えてくれる。

・「映像コーナー」「熟年世代・社会人相談デスク」を開設
・旅行券(30,000円)、NGOオリジナルグッズが当たる抽選会

▼日時:2014年11月15日(土)13:00~17:00
▼会場:龍谷大学大阪梅田キャンパス
※申込不要。入場料無料。開催時間中は入退場自由です。

【問合】マイチケット 担当:藤原
【共催】龍谷大学NPO ボランティア活動センター
    特定非営利活動法人関西NGO 協議会
    マイチケット

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後記 ひとこと  【山田】
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    こんな時、役に立つ旅行保険「旅行事故緊急費用」

 アメリカの西南部、ニューメキシコのファーミントン空港は小さな地方空港
であった。私がここから搭乗したグレート レーク アビエーションという航空
会社の機体は、9人乗りのビーチクラフト機。コックピットの2人のパイロッ
トを含めても全員で11人である。機内にトイレはない。もちろん機内の案内
にマイクはなく肉声での案内。離陸前の案内の後は飛行中にパイロットが後ろ
を向くわけにいかないので、着陸まで案内はない。
 ファーミントンを離陸後デンバーに向かったのだが、旋回をくりかえしてい
つまでたっても着陸態勢に入らない。ようやく、木の葉のように揺れながら着
陸すると、そこはカンザス州のリベラルという空港であった。乗客は全員びっ
くりして声をあげたときに、パイロットがおもむろに振り返って立ち上がり、
事情を説明した。デンバーが嵐で着陸できないとのこと。乗客からため息が漏
れる。小さなファーミントンの空港よりも、さらに小さい空港内の待合室に入
って、とりあえずトイレに行く。レストランもコーヒーショップもない。ビス
ケットとスプライトを自動販売機で買って食べながら時間をやり過ごす。出発
便と到着便の案内版を見るとこの空港からは1日に5便ほどが発着している。
しかし、発着便の全ての目的地はデンバーとなっている。この空港は、デンバ
ーから来る便か、デンバーに行く便しかない、ということは、デンバーの天候
が回復するまで待つしか、他に方法がないことになる。
 1時間ほどの退屈な時間が過ぎ、ようやく出発の案内があり、再び乗ってき
たビーチクラフト機に搭乗する。乗りたくはないが、しかたがない。
 離陸してデンバーに向かうと、すぐに厚くて暗い雲の中に入る。機体は上下
左右に揺れて、ジェットコースターのような状態が続く。飛行機はどんなに揺
れても安全面には影響はない。しかし、これで着陸ができるのだろうかという
心配は徐々に大きくなる。もう一度、他の空港に着くとうのも勘弁して欲しい
が、無理してデンバーに着陸されても恐ろしい。
 突然ドンドン、バラバラという音が前方から聞こえてきた。窓の外を見ると、
ひょうの雲につっこんだようだ。氷のかたまりが鈍い音をたてながら窓にぶつ
かるのが見える。機体やプロペラが傷つくのではないかと心配になる。
 ようやく分厚い雲の中を抜けて夕刻にデンバーの空港に着いた。3時間35
分の遅れでデンバーに無事に着いたのだが、乗り継ぐ予定のニューヨークへの
便はすでに出発していた。大きな機体は少々の悪天候でも離陸できるようだ。
 ニューヨークに向かうチケットはユナイテッド航空なのでカスタマーサービ
スのカウンターで、搭乗便の変更手続きをしなければならない。ところが、嵐
で空港全体が混乱しているので、ここも長蛇の列。1時間以上列んでようやく
翌日の朝の便を確保できた。しかし、天候が理由の場合航空会社はホテルの手
配もせず、費用も負担しない。預けた荷物を取り戻すには更に時間を要するの
で、受け取ることをあきらめて、明日ニューヨークで受け取ることにする。
 嵐の中の飛行と、長蛇の待ち時間で疲れた。とりあえずゆっくりしたいとこ
ろだが、ここでもうひとがんばり空港でやるべきことがある。遅れたビーチク
ラフト機はグレート レーク アビエーションという航空会社が運航している。
旅行保険の請求のためには、この航空会社のカウンターを探しだして遅延証明
を手にいれなければならない。だだっ広いデンバーの空港で小さな航空会社の
カウンターを見つけるのは一苦労。幸運にもカウンターにスタッフがいたので
遅延証明を入手できた。発着便がない時間帯であればスタッフはいないので、
まさに幸運であった。カウンターには遅延証明の書式もない。しかたがないの
でEチケットに手書きで遅延の事情を書いてもらう。これで証明になるのか少
々不安になるがしかたがない。遅延証明には14:55到着予定が18:30到着となっ
ている。デンバーでの遅延は 3時間35分。食事代などに旅行保険が適用される
条件は普通は6時間の遅延。ところが「旅行事故緊急費用」の「保険金をお支払
いする場合」にはこんな規定がある。「航空便を乗り継ぐ場合で、搭乗してい
た到着便の遅延により乗り継ぎ予定だった出発便に搭乗できず、搭乗していた
到着機の到着時刻から6時間以内に出発機の代替となる他の航空機を利用でき
ないとき」ニューヨークへは翌日の便になるのだからこのケースにあてはまる。
 遅延証明をゲットしたので、次はホテルの予約をしなければならない。旅行
保険のアシスタントサービスに電話して、空港近くの適当なホテルの予約を依
頼する。トラブルの場合、旅行保険のアシストサービスは、こんなことまでし
てくれる。空港近くの3つのホテルを親切に提案されると、保険適用だから気
が大きくなって五つ星のホテルのスイートルームを指定する。カードの情報を
伝えてホテルの予約完了。自費では、こんな高いホテルに泊まったことがない。
贅沢に夕食をとり、着替えのためのTシャツを買い込んで、タクシーに乗って
ホテルへ向かう。宿泊施設の客室料、交通費、そして食事代、今回は、荷物が
出てこなかったので身の回り品まで、保険の対象となる。請求にそなえてレシ
ートをしっかりもらう。
 教訓。トラブルにあったら、あわてずに「保険金をお支払いする場合」と
「保険金をお支払いできない場合」をしっかり押さえておきたい。あきらめな
いで保険のアシストサービスのフリーダイヤルに電話して相談すること。保険
請求を想定して書類をそろえるだけの余裕があれば、遭遇したトラブルを、け
っこう楽しめるかもしれない。


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