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【終了しました】＜マイチケット＞タンザニア人々との交流と民族音楽 〜オルタナティブツアー・タンザニア2019夏〜

1986年に始まったこのAT(オルタナティブツアー)、一貫して日本とタンザニア、 双方向の出会いと交流を目指してきました。スケジュールがきっちり詰まった旅ではありません。タンザニアでどんなことや人と出会い、なにを感じ取るかは参加した皆さん次第。そっと人々の輪の中に混じり合い、人々の暮らしに触れ、太鼓のリズムに体を揺らす旅。
「タンザニアは遠くなかったんだ」と思えてくるのではないでしょうか。

今回は1989年から約30年間、タンザニアで暮らしていた金山麻美さんがツアーリーダーとして成田空港から同行します。タンザニアでは金山さんのお友だちとも交流ができることでしょう。

金山麻美さん

タンザニア徒然草の著者。
タンザニア徒然草はこちらからご覧いただけます。

ホームステイでの生活

【暮らしに触れる・言葉を届ける】
訪問の準備から「交流の体験」は始まっています。案内資料やオリエンテーションは人々の暮らしを知る大切な機会です。滞在中はゆっくりとした時間を過ごします。帰国後には、感想をぜひ届けてください。言葉と気持ちを届けることによって旅は広がりを持つことができます。

どこに泊まるの？

希望はおうかがいしますが、滞在先を決めることはできません。そこは観光地ではありません。人々には日々の暮らしの都合があります。現地の人たちと相談して決めることになっています。

＜ルカニ村＞

ダルエスサラームの北西600km、キリマンジャロの西斜面、標高1548mにあるのがルカニ。アレックスさんの故郷。緑でおおわれたすばらしい環境の中で最高級品のコーヒーを栽培しています。人々は会う人ごとに微笑みを返し、はじめてここを訪れた人も家族の一員のように迎えてくれます。天気がいい日には間近にキリマンジャロを眺めることもできます。

＜キンゴルウイラ村＞

ダルエスサラームの西170km、地方都市モロゴロの郊外にあるのがキンゴルウィラ。ハミシさんとヤウミさんの故郷。周辺にはサイザル麻のプランテーションが広がり、とうもろこし、米、野菜 の集散地にもなっています。人々は穏やかな時間の中、協力し合い、生活しています。象やキリンの生息するミクミ国立公園へは、ここから車で2時間ほど。

ヘンドリック・リランガさんの工房を訪ねる

今年初めてツアーでヘンドリック・リランガさんの工房を訪ねます。

ヘンドリック・リランガさん

祖父はタンザニアを代表する芸術家ジョージ・リランガ。子どものころから絵を描くのが好きだったヘンドリックは、小学校卒業後、祖父の下で修業を積みます。祖父と同様にヘンドリックの絵のモチーフもシェタニ（精霊）です。どの作品にもシェタニたちが繰り広げる物語があり、不思議をふりまくとともに、タンザニアの庶民の生活をも彷彿させてくれます。これまで、ヨーロッパや韓国の芸術展で作品が紹介されており、2018年5月から6月、東京・名古屋・京都で日本初となるヘンドリック・リランガ展を開催しました。

バガモヨを訪ねる

ダルエスサラームの北西70kmにある人口5千人ほどの小さな町。13世紀頃からのインド洋貿易の港町で、小さな都市国家の遺跡があります。バガモヨ芸術大 学があり、さまざまな伝統芸能が学ばれています。ザウォセさんの家はこの町の 郊外にあり演奏家集団チビテのコンサートや練習風景が見られます。

民族音楽グループ CHIBITE

「CHIBITE(チビテ)」は、タンザニアを代表する音楽家、故フクウェ・ザウォセ さんが育てた演奏家集団です。タンザニアで生まれた音楽は、その暮らしと風土の中で聴くのが一番。音響設備に囲まれたステージはいりません。チビテのメンバーが暮らす場所へ行き、家の庭先にあるマンゴーの木の下でのコンサートは格別です。牛や豚や山羊の鳴き声を聞きながら、近所の子ども達と一緒に手拍子、かけ声、なんでもあり。コンサートの日に訪れることができなくても、いつも音楽があふれているこの場所で、チビテの練習風景に触れることができます。

ミクミ国立公園

象、きりん、バッファロー、ヌー、しまうま、いぼいのしし、カバ、インパラは、い つもの顔ぶれ。ライオン、エランド、ワニに出会うことも時々あります。チーター、ハイエナ、ジャッカルは運がよければ見ることができます。キンゴルウィラ村に滞在すると、ここまで足を延ばしロッジで一泊することができます(追加料金)。

滞在を延長する

はるばるタンザニアに来たのだからもっとタンザニアの色々な面を見てみたい。そんな人は『人々との交流と民族音楽』の日程の終了後に、滞在を延長して足を延ばしてください。
（詳しくはご相談ください／要追加料金）
・「マティアス・ナンポカさんにマコンデ彫刻を習う」（4泊延長）
・ティンガティンガ派絵画を体験する（1泊延長）
・アラブ風の町ストーンタウン(ユネスコ世界遺産)で有名なインド洋に浮かぶ島ザンジバルで過ごす。

タンザニアの現地手配会社、マイチケットのパートナーであるJAPAN TANZANIA TOURSの根本利通さんの記事

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日程表

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■ツアー関連動画

「︎マイチケットとつくるネット番組　もうひとつの旅のフォーラム」
１.　タンザニアＡＴ「農村滞在と民族音楽」ゲストはJATAツアーズの金山麻美さん。オルタナティブツアーの魅力はどこにあるのか。
滞在する村の人々を日本に招く双方向の旅、村の都合に沿って進める持続可能な旅、キンゴルウィラ村とルカニ村、そして民族音楽集団チビテを、
タンザニア在住の金山さんが語る。

２.エンドレス実験放送　金山麻美さんが語り尽くすタンザニア　前編 ５４分
ネット番組には時間制約がありません。どれだけ長くてもだいじょうぶ。
ネット放送の特徴を活かして、始めて取り組むエンドレス実験放送の前編。ゲストはJATAツアーズの金山麻美さん。

３.エンドレス実験放送　金山麻美さんが語り尽くすタンザニア　後編 ２０分
タンザニアに暮らす金山さんが皮膚感覚で語る絵画、音楽、料理、衣服。
目をつぶって嗅覚で感じる、緑の匂いやオレンジの花の香から、村の都合によりそうオルタナティブツーリズムの思想まで、硬軟織り交ぜたおしゃべりは尽きない。